ドメイン証明
独自ドメインの次は、証明書の取得と設定に挑戦してみました。無料でSSL/TLS証明書を取得できるサービス、Let’s Encryptを利用しました。
- Let’s Encrypt – Free SSL/TLS Certificates – 公式サイト
- Let’s Encrypt 総合ポータル – 日本語情報
実際の手順は、ほぼ、次のサイトを参考にさせていただきました。
こちらのサイトではUbuntuで作業されていますが、わたしはVirtualBox上のFedora 25で作業しました。Windows 10なら、Ubuntu動かしてどうにかできるのかもと思いましたが、まだ試したことがないので。
以下の手順も、ほとんど参考サイトと同じですが、異なったところもあったのでメモしておきます。
スクリプトのインストール手順
gitは既に入っていましたので、スクリプトのインストールから始めました。
適当なディレクトリで、以下の通り実行。
git clone https://github.com/letsencrypt/letsencrypt cd letsencrypt/ ./letsencrypt-auto -h
どうやら動いた様子。
証明書発行手順
./letsencrypt-auto certonly --manual -d example.com
ハイフンの数に注意しながら。
これ以降、参考サイトではカラーのちょっとしたウィザード画面になっていますが、わたしが実行したときはすべてコマンドラインのままでした。また、メールアドレスを聞かれ、規約に同意し、IPのログに同意し、と、ちょっと順番が異なりました。
最後にサーバー所有の確認ですが、まんまとすぐEnterを押してしまい、もう一度最初から…。
ドメインのディレクトリ/.well-known/acme-challenge/指定されたファイル名
というファイルに、指定された中身を貼り付けて作成。それから元のターミナルでEnterを押すことで無事証明書を取得できました。
証明書のインストール
参考サイトそのままの手順です。ありがとうございます。
触れられていなかったので書いておきますが、証明書が作成される /etc/letsencrypt/ ディレクトリ以下は、 root権限がないとアクセスできなかったので、適宜作業しました。
確認
少し時間がかかるかなと思いましたが、数分も経たずにもう有効になっていました。あとはWordpressの設定で、サイトURLをhttpsにしたり、Twitterのプロフィールを変更したりしました。
あとは
有効期限を忘れずに更新していくことですね。
また、 .well-known/acme-challenge の中に作ったファイルは、そのまま置いておいていいものか、消していいものかもわからなかったので、とりあえず移動しました。まだ理解不足です。
2017/01/17 追記
.well-known/acme-challenge の中のファイルは、手動で作らない場合は勝手に削除してくれるらしいので、消しました。